きさらぎ賞 特集 一頭入魂

【きさらぎ賞】ヴァンドギャルド まとめ!全レース・血統から強さや特徴を分析|一頭入魂

更新日:

ヴァンドギャルド
ヴァンドギャルドを徹底解説
注目馬一頭に魂を込めて特集するこのコーナー!今回はヴァンドギャルドを取り上げます!!

ヴァンドギャルド×基本情報

父:ディープインパクト

母:スキア 

生年月日:2016年2月20日

調教師:藤原英昭 (栗東)

馬主:社台レースホース

生産者:社台ファーム

名前の由来:フランス語で長期熟成しておいしくなるワイン

ヴァンドギャルド×レース戦歴

最内枠で出遅れで厳しい競馬のデビュー戦を勝利

デビュー戦は2018年9月22日の阪神5レース2歳新馬芝1600m。
鞍上は北村友一騎手。

肝心のスタートでヴァンドギャルドはタイミングが合わず、立ち上がるようなかたちになり出遅れてしまいます。

最内枠の1番枠を引いたヴァンドギャルド。
レースは終始内々の中段から後方を進みます。

最終コーナー手前から内をついて徐々に進出を開始しますが、直線では馬群に挟まれなかなか進路が確保できない厳しい競馬。

残り250mで馬群を縫うように進路を確保し、右鞭を入れて先頭のオメガハートクィンを追いかけます。

最後は残り50mでオメガハートクィンを捕らえ、1馬身1/4の差をつけ勝利。

出遅れての勝利、直線での馬群を縫う器用さなどデビュー戦の内容は着差としては派手さはないものの強い競馬を見せました。

2018年9月22日 阪神5R 2歳新馬 ヴァンドギャルド 

格上挑戦で力を見せての2着

2戦目は格上挑戦で重賞となるGⅢ・東京スポーツ杯2歳ステークス(2018年11月17日 東京11レース 芝1800m)に臨みます。
鞍上は短期騎手免許で来日中のC.デムーロ騎手です。

スタートは五分の出を見せるヴァンドギャルド 。
道中は内枠で脚をしっかりと脚を溜めます。

東京の長い直線に入り、内から外へ進路を取り、追い出しを図ります。

鋭い伸びを見せ、残り200mでは一旦は勝利したニシノデイジーを交わします。
ただニシノデイジーの勝負根性に屈し、最終的に差し返され、また外から猛追したアガラスにも差し切られ、3着に敗れます。

レース内容としては、デビュー戦での出遅れを解消し、道中は内で折り合い、直線では鋭い末脚をみせる、見ごたえ十分な競馬でした。

2戦目にして、能力の高さを示す一戦となりました。

2018年11月17日 東京スポーツ杯2歳ステークス (GIII) ニシノデイジー

不本意な競馬となったポープフルステークス

3戦目はGⅠのポープフルステークス (2018年12月28日 中山11レース 芝2000m) へと駒を進めます。
鞍上は2戦目同様、C.デムーロ騎手です。

ポープフルステークスもスタートは五分の出を見せるヴァンドギャルド 。
その後、外枠を意識してか、後方2番手まで下げレースを進めます。

3コーナーから進出を開始し、直線手前では先頭のコスモカレンドゥラを射程圏内に捉えます。
手応えも十分です。

しかし、直線では外に位置するヒルノダカールに蓋をされ、進路が確保できません。
残り200mとなった地点では前方のブレイキングドーンと接触寸前になり、つまづく体勢となります。

結局、最後までちぐはぐなレースとなり、6着で入線。
ヴァンドギャルドにとっては不本意なレースとなりました。

2018年12月28日 ポープフルステークス (GI) サートゥルナーリア

ヴァンドギャルド×レース後コメント

レース後の関係者コメントには、馬の特徴をつかむコメントが盛りだくさん!要チェックです!!

2歳新馬戦

北村友一騎手

「追い切りでもしっかり反応していましたし、この馬の脚さえ出せればいい勝負になると思っていました。道中はリラックスしていましたし、狭いところからでも脚を使ってくれましたから、能力は高いと思います」

東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)

C.デムーロ騎手

「まだ若さがありますが、道中リラックスして折り合って走っていました。この先良くなってくる馬なので楽しみです」

ポープフルステークス(GⅠ)

C.デムーロ騎手

「レース自体は手応えがありましたが、直線で不利になりました」 

ヴァンドギャルド×特徴

ヴァンドギャルドのデビュー戦は出遅れ、直線も馬群をこじ開けるように伸び、勝利するレースセンスを感じさせる内容でした。

2戦目の東スポ杯(GⅢ)も格上挑戦ながら、豪華メンバー相手に力を見せつけるレース内容。

3戦目のGⅠ・ポープフルステークスは力を出し切れない残念な結果となりましたが、それでも能力の高さを感じさせます。

脚質としては道中は中段から後ろにつけ3コーナー手前から進出して、直線で末脚を発揮する『差し』にあたります。
現段階で末脚に派手さはありませんが、確実に伸びてくる脚には堅実性を感じます。

気性的な問題も少ない印象を受けるので、展開やレース運びで不利さえなければ、レース毎に確実に力を発揮するタイプの馬だと考えます。

ヴァンドギャルド×血統背景

父:ディープインパクト

現在、不動のリーディングサイアーであるディープインパクト。

現役時代は牡馬クラシック3冠など通算14戦12勝、GⅠ7勝と歴史的名馬として輝かしい成績をあげました。

引退後も種牡馬として、牝馬3冠を達成したジェンティルドンナや日本ダービーを制したキズナ、3歳時に菊花賞・有馬記念を勝利したサトノダイヤモンドなど数多くの名馬を輩出しています。

産駒の傾向としては、芝1600m~2400mで好成績をあげており、芝コースを得意としています。

産駒の仕上がりは早く、特に新馬戦では圧倒的な成績を残しています。

典型的なサンデーサイレンス系の種牡馬傾向にあり、産駒はスピードと瞬発力に優れています。
瞬発力が試されるスローペースの展開においては強さを発揮します。

一方で馬場の悪化や、ハイペースによるスタミナ勝負などタフさが求められるレースは得意といえません。

いずれにせよ、サンデーサイレンスの最有力後継種牡馬として引退後の種牡馬としての活躍は著しいものがあります。

母:スキア

フランスで産まれたスキア。
現役時代は16戦3勝で主な勝鞍にはGⅢ・フィユドレール賞があります。

ヴァンドギャルドの半姉にはルロワデザニモー産駒のアルベルティーヌがいますが、条件戦を抜け出せないなど目立った活躍は見せていません。

血統的にはモンジューやレインボウクエスト、サドラーズウェルズの血が入っていますので、パワーとスタミナを兼ね添えた欧州血統型です。

母父:モティヴェーター

イギリスで生産・調教された競走馬です。
現役時代は父モンジューの初年度産駒として2005年にエプソムダービーを勝ち、日本のJRA賞年度代表馬に値する英国BHB賞年度代表馬を受賞するなど活躍した。

種牡馬としての代表産駒は2013年・2014年の凱旋門賞を連覇した歴史的名牝トレヴがあげられます。
ただトレヴ以外でのめぼしい活躍馬はおらず、近年の種付け料も低下傾向です。

血統考察

父のディープインパクトから優れたスピードと瞬発力を引き継いでいます。

また母系が欧州型血統で、なおかつモンジューやレインボウクエスト、サドラーズウェルズの欧州を代表する種牡馬の血を受け継いでいるため、タフさが求められるレースにも十分対応できるしょう。

血統から考える適正距離は2000m~2500mと考えます。
母系の欧州型血統ならび気性的問題が少ないことから3000mなどの長距離でも好走する可能性があります。

本来、ディープインパクト産駒が苦手な荒れた馬場も、血統的には苦にしない印象を受けます。

ヴァンドギャルドは血統のバランスがよく、堅実に走ってくるタイプの馬と考えます。

“きさらぎ賞”の特集記事はコチラをクリック!

その他の“一頭入魂”の記事はコチラをクリック!

以上“一頭入魂!ヴァンドギャルドの強さや特徴がわかる!!”でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

-きさらぎ賞 特集, 一頭入魂
-

Copyright© 血統とグリーンチャンネルの話 , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.