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【血統分析】米国型血統の特徴について

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競馬評論家で血統を重視する亀谷敬正氏によれば、血統は日本型血統米国型血統欧州型血統に分類できるとのこと。その中でも今回は米国型血統の特徴について特集します!

小回りダートコースと2歳戦が主流の米国競馬

まずは米国の競馬について考えてみます。

米国競馬の繁栄は、19世紀後半に2歳馬の高額賞金レースが誕生したことに起因します。
貴族の趣味や道楽として始まった欧州競馬と異なり、米国競馬はアメリカらしいビジネスライクな位置づけにあります。

米国で2歳戦が重視されるのは、できるだけ早く競走馬をデビューさせ、早く投資した資金を回収したいという馬主の考え方が優先されるためです。
そのため、米国の競走馬は3歳で引退する馬が少なくありません。

競馬場のコースに対する考え方もビジネスライク。小回りのダートコースを中心とした競馬場が多くなっていますが、これはそもそもコースを作りやすく、1年間通して使用でき、管理も簡単だからです。

ケンタッキーダービーが行われるチャーチルダウンズ競馬場
ケンタッキーダービーが行われるチャーチルダウンズ競馬場

スピードの加速力と持続力が求められる米国競馬

米国では2歳戦から高額賞金レースが組まれます。
また米国クラシックレースである3戦は初戦のケンタッキーダービーからわずか1か月足らずの短期間で行われます。

メインのダート路線としてはブリーダーズカップ・クラシックを頂点とするダート中距離が王道ですが、総合的には短距離戦が多くなっています。

いずれも平坦の小回りコースで行われるため、スピードの絶対値はもちろんのこと、スタートしてからの加速力、加速してゴールまでスピードを持たせる持続力が求められます。

短距離戦で平坦・小回りのコースの特徴から、レース展開はハイペースになりやすく、スピード任せの馬が多い傾向です。そのため勝負根性が発揮される追い比べや底力は欠ける印象にあります。

米国型血統の特徴としてはダート・短距離適性の高さ、豊かなスピードの加速力と持続力があげられます。また仕上がりが早く、2歳戦に強いことも特徴です。

米国の大種牡馬 ミスタープロスペクター
米国の大種牡馬 ミスタープロスペクター
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